ドラマ Lie to me

日常

オススメ海外ドラマ ”Lie to me”

ちょっとシリアス系のオススメ海外ドラマをご紹介。結構前の作品ですが、面白くて見返したりします。このドラマのテーマである”表情”について勉強すれば、日常のコミュニケーションでも使えるかもしれません。

嘘を見抜くストーリー

Lie to me(ライ・トゥ・ミー)は2009年〜2011年にかけて放送された、全3シーズン48話のサスペンス海外ドラマです。日本では2010年4月から放送されていて、DVDも発売されています。発売されたDVDは、当時速攻で買ったのを覚えています。

ざっくり言うと、主人公のカル・ライトマン博士は表情から相手の嘘を見抜く専門家で、嘘かどうか見抜いて欲しいという依頼を受けたり、警察の捜査に協力する過程で思わぬ真実を明かしていくというものです。

キャラに個性があり、主人公の博士をはじめとする各キャラのスキルと歯に衣着せぬ言動(これは一部のキャラ)は見ていて気持ちがいいです。また話のテンポがかなり良くて、見ていて惹き付けられます。

特徴① 実在の人物がモデル

主人公のティム・ロス演じるカル・ライトマンは、ポール・エクマンという実在する精神行動分析学者をモチーフにしています。彼は”微表情学”という分野を確立し、人が見せる0.1秒ほどのわずかな表情から、感情や思考を読み取ることを研究していました。その著書はいくつか和訳された本が出版されていて、ドラマと同様に、人がつく嘘と表情に関してとても興味深い内容が書かれています。

ちなみに、彼によると微表情のパターンは多くの地域で共通なのだそう。なお、日本でも検証研究がなされていますが、残念ながら日本人においては一部の表情しか共通しないことが示唆されているそうです。

とはいえ、ドラマを見たり本を読んだりすると、「この表情でこの感情っていうの、なんか分かる!」という場面が多々あります。今まで自分が人と話していて見てきた表情と感情の関係を学術的に説明されるのって、なんだかすっきりして気持ちいいですね。

顔は口ほどに嘘をつく
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特徴② 1話完結型、2つの事件が並行して進行

もうひとつは、1話完結型であるものの、2つの事案が並行して進んでいくというもの。だから何?という感じもすると思いますが、表情分析・精神分析専門の事務所(かなり大きい)を構え仕事をしているという設定上、複数案件が同時進行することによって、よりリアリティを感じさせる構成になっていると感じました。

人の表情を見るのが楽しくなるかも?

当時このドラマと本を買ってハマってしまいまして、テレビで見る芸能人、政治家の顔を観察してみたり、話している人の顔をよく見るようになりました(笑)。だからといって他人の思考が手にとるように分かるなんてことは絶対にありませんが、「この人の今の表情、こんな気持ちかも」と今より少しでも分かるようになると、他人とのコミュニケーションに少しは役に立つかもしれません(^^)

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